有機肥料の作り方
栄養たっぷりのお野菜を育てるのに欠かせない有機肥料。私の農場では、酪農のさかんな那須高原ということもあり、「牛糞堆肥」を使うことが多いのですが、そのまま使うと、未醗酵部分が残っていることが多く、それにより成長がおちる可能性があります。
ガーデニング用品を取り扱っているお店でも、よく「堆肥」は見かけると思います。そのまま使う方が多いかもしれませんが、こちらの方法で再醗酵してから使用することをオススメします!
- 牧場から堆肥をいただいてきます。
※ご家庭で使用する場合、手に入らないようであれば、お店で売っているもので大丈夫です。 - 堆肥に、米ぬかと発行菌を入れて、約1ヶ月寝かせます。直射日光をさけ、風通しをよくするのがポイント。寝かせている間に2回ほど攪拌します。
- 醗酵が始まると、温度が上昇します。堆肥のニオイが残っているようなら、醗酵が充分進んでいないので、再度寝かせます。びっくりするくらいさらさらの肥料になります!
できた肥料を土に混ぜれば、苗植えの準備は完了です。
追肥として使うときには、表面に穴を開けて、中に入れ込んであげるとよいですよ。
生産者:日比野